2013年8月31日土曜日

2013年8月31日 ワイン講座 イタリアワイン

サタデーナイトフィーバー前の午後@神楽坂の老舗ワインバー「LE TRAIN BLEU」にて
ワイングラス片手に眉をひそめ、何やら難しい顔をする大女が一人…。
ええ、昨日は「ワインソムリエ講座」という本格的なワイン会に出没してました、
アンタ、下戸じゃなかったっけ?という声が聞こえてきます、大女占い師池田です。
そう、下戸中の下戸、下戸の代表の大女ですが、ご縁あって会に参加することに…
しかも、会終了後は銀座で占いの仕事があったため、アルコールを入れるわけにいかず...
(ほろ酔い占い師という新たなキャラを創出してもよかったのですが…)
ちょっとした記録係を担当することになり、ワインの香りと会の雰囲気を楽しみに行きました。

そういえば、なんちゃってWEBディレクターとしてR天市場にお勤めしていた時代にも、
こちらもなんだかよくわからぬうちに、読者が確か100万人程度いる
ワインのメルマガ(大仕事ですよ)の最終チェック者に任命され、

「こ、これはまずいことになった...」

と付け焼刃でガリ勉した記憶が。。その時の知識がまた役に立つときがきたナリね。
まあ、人間、色々と挑戦してみるのが大事かもしれんナリと思う大女。
そんなこんなで、今日の大女日記は、ワイン会のレポぜよ。
本ワイン会、今回で11回目の開催になるらしいのですが、毎回ひとつテーマを決め、
テーマに沿った白・赤ワイン各3種類、計6種類のワインをテイスティングし、
チーム制で銘柄を当てるというもの。バーのオーナーでもあるソムリエさんの
プチ講座もあり、OJT的に楽しんでワインについて学べる会です。
うむ、果たして、嗅覚だけで当てられるのか。(無理ありですか)
今回のテーマは「イタリアワイン」。イタリアかぁ~先月武者修行で行ってたな。
各自のテーブルには白ワインが注がれたA、B、Cの3つのワイングラス(もちろん銘柄は謎状態)と
イタリアの地図と3種類の白ワイン情報(銘柄・産地・ブドウ品種・格付け等)が記載された用紙が。
-----------------------------------
【1】
VENETO
Soave Classico D.O.C.
Pieropan 2011
Garganega

【2】
CAMPANIA
Greco di Tufo D.O.C.G
Mastroberardino 2011
Greco

【3】
SARDEGNA
Vermerntino di Gallura D.O.C.G.
Piero Mancini 2012
Vermentino
-----------------------------------
ええ、ここから飲んで当てるんですよ、ABCがどのワインかを……。ああ、でもご安心ください。
優しいソムリエさんがヒントをくれます。ああ、よかった。ヒントがないと全然無理ですね。
用紙の最初に書かれていたワイン「Soave Classico D.O.C.」は、
白いお花のような、はちみつのような香りのするワインで、やや酸味があるという。
二つ目に書かれていた「Greco di Tufo D.O.C.G」は、
アーモンドのような芳香がするとのこと。がしかし、ちょっと冷えた状態なので微香とも。
三つ目に書かれていた「Vermerntino di Gallura D.O.C.G.」は、
ほんのちょっとばかし、塩味が感じられるワインだそうです。うむ、塩味ですか…
嗅覚で塩味を当てるのは、ユリゲラーでもちょっと厳しそうな予感なので、
大女は、はちみつとアーモンドの香りを頼りに銘柄を当てにいこうと思います。
「ええ~、あ、当てにいくつもりなんですね」という呆れ声が遠くから聞こえてきます。

飲めぬなら
鼻で当てよう
ホトトギス

さて、一つ目の「A」のグラス。。。慎重に匂いを嗅ぎ、大女「ハッ」としました。
ふんわりと鼻の中に広がっていく芳醇で濃厚な甘い香り…(それっぽいですか)
こ、これは、、、白いお花のはちみつ的な香りかもしれぬ。
…し、そうでもないかもしれぬ。(どっちやねんって感じですか)
うむ、判断できないため、保留にして次のグラスへ進むことにします。
二つ目の「B」のグラス。。。こ、この香は…ええ、ええ、全然区別がつきません。
参ったな。どちらも甘い香りが。アーモンド臭の方はもうよくわからんぜよ。
こういう時は、いちかばちかで三つ目の「C」へ。アーモンド臭がしてくれたらと祈る…。
祈るものの、名探偵コナンの世界観ではアーモンド臭のする飲み物には通常青酸カリが
入っていることになっておるな。大丈夫かな。うん。大女はオーナーを信じるナリ。で、、
おや、しないな。。しかもこちらも甘い香り。ええ、一気に何もかもわからなくなりました。
大女、本戦は降参です。とうとう最後の敦盛を舞う日が来てしまったか。。。(信長ですか)
と観念していたところ、、、、

「いけのりはどう~?私、上からBCA」

これまでに数百万円分のワインが体を通過しているであろう、
同じチームの戦友さんに声をかけられ、大女思い出しました。
これチーム戦なのでした。私がわからなくても大丈夫ぃ~。
「全然わからんのでお任せしちゃいまっす!」
という無責任一代男ばりの適当さでチームの解答がやんわり決まり、
「答え合わせターイム!!」突入へ。4チーム編成だったため、
各チームの代表さんが順に答えを発表していきます。
…人はこういう時、不正解した時の保険でうんちくは最小限に止め、
まま遠慮がちに「予測」という形で答えを言うのが定石なのに
ほかのチームの殿方で、すっごい自信満々に色々語っちゃってる人が。
これは、他人事ながら外れたら恥ずかしい限りナリな~。ムフフ。
と、ちょっといらぬ心配をしてしまった大女です。(答えがない人よりまし?)
4チームの解答が出揃い、オーナーソムリエさんが正解を!!ドキドキの瞬間。

「正解は、、、上から順にABC!!ちょっと難しかったかな。。」

「おおおお~!」
「まじかーー」
「ええーーショックッー」
「ABCって…Jackson 5ですか」(大女心の声)

なんと、正解チーム0!みんな~!しっかりしてクリ。
…アンタには言われたくないよって話ですね、すみませんです。
さきほどのうんちくの君も驚いている様子。外れて恥ずかしいことになるのを
心配していたはずなのにほくそ笑んでしまった、人の不幸は蜜(はちみつ?)の味の大女です。
そんなこんなで白ワインに続き、赤ワインも3種類をテイスティング、
こちらは正解チームが出て、みなさま盛り上がっておりました。
ちなみに、問題の赤ワインちゃんたちはこちらです。
-----------------------------------
【1】
PIEMONTE
Barbaresco D.O.C.G.
San Silvestro 2009
Nebbiolo

【2】
TOSCANA
Chianti Classico D.O.C.G.
Viticcio 2009
Sangiovese

【3】
SICILIA
Sicilia I.G.T.
Feudo Arancio 2011
Nero d'Avola
-----------------------------------

シチリア…。「ゴットファーザー」の地ですね。(マフィア映画大好物)
さて、最後に白ワインでの個人戦を行い、(もちろん大女不正解…)
ワイン会は無事終了、みなさまが2次会に流れる中、(まだ飲むんですか)
銀座のパーティー会場へと小走りに向かう大女でした。
冬もあるらしいのでご興味持たれた方はぜひぜひ。

今回のはコレです。
http://www.venture-business.jp/セミナー-講座一覧/2013年8月-ワイン-ソムリエ講座/
慣れないことをして、普段使わない脳みその一部分を使うのも
ちょっといいかなと思います。普段使ってない部分を使えば
きっと気の巡りもよくなるはず。DOでしょうか。


大女、次は本格茶の湯がしたいぜよ。侘び寂びですね。