2014年12月14日日曜日

2014年12月14日 ワイン講座 日本のワイン

本講座では自分の考え方を他人と話すことで知識を覚えやすくしています。
また初対面の方同士でもチームで話し合うというシステムで自然と仲良くなれます。
ワインエキスパートなどの資格を目指す方やホームパーティ、その他でも使えると思いますので
是非やってみて下さい。


【進め方】
①参加者を3~4人のチームに分けます。
 (2人ずつのチームでも可)
②司会者から3種類の白ワインを配り、参加者は司会者からそれぞれの銘柄の特徴の解説を聞き、
テイスティングを行います。
その結果をチームで話し合い、3種類のワインがどのワインかを当てます。
③続いて赤ワインでも同じことを繰り返します。
④最後に司会者は当日テイスティングした赤白6杯から1杯だけを配ります。
参加者はこのワインは誰とも話し合わず、個人でテイスティングの上、どの銘柄のワインかを当てます。
※実際の講座では最後の一杯を当てた人の中から1名に、当日のワインの中から1本がプレゼントされます。
>>




 

このブログではご自宅でも講座にそったワイン当てパーティができる様に書いていきます。
是非参考にして頂いて開催してみて下さいね!

【用意】

<白ワイン>
①甲州きいろ香
②長野シャルドネ
③アンサンブルブル萌黄












 




























<赤ワイン>
①長野メルロー
②アンサンブル藍茜
③山梨マスカットベリーA








































【前段】
日本のワインですが、まずブドウがワイン用と生食用の2つがあります。
ブドウの系譜で言うと生食がミティスラブスカですが、これまで日本では生食が中心で
ワイン用なのでこれまで作られてこなかった。

マスカットベリーA、マスカットはワイン用、ベリーAは生食用なのでベリーAは半分生食用のものを
作っていることになります。

長野・山梨県は雨が日本の中で最も少なく、標高が高いため酸の効いたワインになります。
また暑くはならないのでチリワインのようなどっしりしたワインは出来ないと思われます。
つまり渋いワインではないものになります。

【赤ワインのヒント】
①甲州黄色か:
黄色かはボルドー大学の先生が付けた名前です。
黄色の香りがすることが由来です。甲州は熟成しても黒くならないで少しグレーがかったぶどうです。
あまり熟していないころに収穫するとソービニオンブランのような香りが出てきます。
とはいえ香りは最も強くないです。酸の強さはこちらが一番強いです。


②長野シャルドネ:
シャルドネは大体どこの国でも樽をかけることが多いです。
香りが薄い為、樽をかけます。
ボリューム感はあるので樽の香りと合わさって良い感じがでます。
色が濃いです。


③シャトーメルシャンアンサンブルもえぎ
甲州とシャルドネをブレンドしています。
アンサンブルと言っていますが、ブレンドです。
手軽で美味しいものを作ろうという事でシャルドネと甲州を混ぜて作っています。
ここには福島のブドウも混ざっていますが、濃くはなくサラッとしています。
樽を使っているので樽の香りがあります。酸の強さは2番目です。

~このヒントに従って参加者にワインを当ててもらいます~

【白ワインのヒント】
①長野メルロー
 色が濃いです。
 カウベネソービニョンだとザラザラする感じがしますがメルローは滑らかな感じがあります。
 若干土っぽい感じがします。

②アンサンブルあいあかね
 色は薄いです。山梨マスカットベリーエーとの違いは香りです。
 こちらの方が甘い香りの感じが薄いです。

③山梨マスカットベリーエー
 色は薄いです。
 マスカットベリーエーはマスカットとベリーを掛け合わせて半分は生食用です。
 生食用をワインにするとキャンデーのような甘い香りと味になります。
 巨峰で作ったりデラウエアも同様に甘い感じになりますが、ヨーロッパの方々は
 それを好きでは無くて「FOXYフレーバー」と言われています。
 これもそういう香りがありますが、上手く作っているのですが少しそういう香りがあります。
 
~このヒントに従って参加者にワインを当ててもらいます~


<今回白ワインに合わせたおつまみ>














左上  :ブリアサバナ
左下  :コンテ
中央上 :サンテモール(ヤギ)
中央下:シルバーラベル(北海道産)
右上  :カマンベール
右下  :ミムレット

<今回赤ワインに合わせたおつまみ>














左:サラミ
上:チョリソー
右:テリーヌ



2014年12月10日水曜日

2014年9月6日  ワイン講座 ソムリエ試験体験講座 

本講座では自分の考え方を他人と話すことで知識を覚えやすくしています。
また初対面の方同士でもチームで話し合うというシステムで自然と仲良くなれます。
ワインエキスパートなどの資格を目指す方やホームパーティ、その他でも使えると思いますので
是非やってみて下さい。


【進め方】
①参加者を3~4人のチームに分けます。
 (2人ずつのチームでも可)
②司会者から3種類の白ワインを配り、参加者は司会者からそれぞれの銘柄の特徴の解説を聞き、
テイスティングを行います。
その結果をチームで話し合い、3種類のワインがどのワインかを当てます。
③続いて赤ワインでも同じことを繰り返します。
④最後に司会者は当日テイスティングした赤白6杯から1杯だけを配ります。
参加者はこのワインは誰とも話し合わず、個人でテイスティングの上、どの銘柄のワインかを当てます。
※実際の講座では最後の一杯を当てた人の中から1名に、当日のワインの中から1本がプレゼントされます。
>>
このブログではご自宅でも講座にそったワイン当てパーティができる様に書いていきます。
是非参考にして頂いて開催してみて下さいね!

【用意】

<白ワイン>
REBMANN RIESLING 2012(FRANCE)
BERINGERCALIFORNIA
WHITE HAVENNEW ZEALAND








<赤ワイン>
CROZES HERMITAGEFRANCE
VALDIVIESO (CHILE
SAVIGNY LES BEAUNEFRANCE









※各参加者にワイングラス1杯ずつを用意

【司会者】
9月は毎年ソムリエ試験が行われていますのでソムリエ試験体験ができる講座としております。 

ソムリエ試験は社団法人日本ソムリエ協会が発行している資格です。
ソムリエというのは飲食店で実務に携わっている人の資格で実務経験が5年間必要です。

1次試験が筆記試験
2次試験がテイスティング・実技の試験です。

1次試験は筆記試験でマークシートです70分で130問の問題に答えなければなりません。
点数よりも合格者の数で切っているという説もあります。
ちなみに実務ではなくワインの仕事に携わっているが接客はしない方のためにワインアドバイザー、
実務では携わっていない方のためにワインエキスパート
という資格があります。

【今回の内容】
今回は2次試験のテイスティングを体験する為の講座です。
グラスを置く紙にA,B,Cと書いていますが、模範解答を言いますのでそれがABCかを当てるという形式で実施していきます。
本番では白ワイン・赤ワイン2つ、その他の飲み物ブランデーやウイスキーなどアルコールが出て「これは何か」と問われます。

概観・香り・味わいの順番で見ていきます。
香りの特徴のところがブドウの品種ごとに選択肢のようなものが出てくるわけです。
Aのワインから6つ選びなさいなどが出る為、それを選んでいきます。









一番のポイントは主なブドウ品種と言われています。

今日は香りの特徴のところをピックアップしますのでそれをチェックしてください。


1番「グレープフルーツ・りんご・洋梨・

ベルベーヌ(くまつづらというハーブ)・火打石・じゃ香」

2番「レモン・リンゴ・洋梨・アカシヤ(花で優しい香りがします)・菩提樹」

3番「洋梨・桃・アプリコット・あぶったアーモンド・ヘーゼルナッツ・バニラ」





これがABCかを選んでください。









【答え】
A 2  リースリング
B 3  シャルドネ
C 1  ソービニョンブラン

1のCの香りが独特ですが猫のおしっこと言われるじゃ香の香りです。
3は樽の香りがしますがこれがバニラの香りの元です。

香りについてはブドウの品種に負うところが大きいです。


【白ワインに合わせたチーズ】
比べれるように上が軽め・舌が重め
<チーズ>
ブルュリエールチーズ(重め):左上
コンテ(軽め)          :左下

<白カビ> 
カマンベールド(重め)    :中央上
ブルゴーニュ(軽め)     :中央下

<ヤギのチーズ>
ロンドバルデシェール(重め):右上
サンダトキューデーヌ(軽め):右下












【赤ワイン】
1「いちご・ラズベリー・すぐり・すみれ・紅茶・バニラ」
2「ブラックベリー・ブラックチェリー・ほしプラム・ゼラニウム・黒こしょう・なめし皮・カカオパウダー」
3「ブルーベリー・カシス・ブラックベリー・ピーマン・メントール・針葉樹」





 <答え>
A 1  ブルゴーニュ ピノノワール
B 3  カリルネソービニョン
C 2  フランスのシラー


ブルゴーニュ ピノノワールいちごの香りがします。
またピノノワールは色が薄いという事でも見分けがつきます。

カリルネソービニョンはピーマンのにおいがします。

シラーの特徴はコショウの香りが特徴です。


<赤ワインに合わせた肉>
生ハム(バイオーヌ)
チョリソー
ジョボンベルシェ(フランス)
イベリコサラミ






2014年9月6日土曜日

2014年6月15日 ワイン講座 産地による味わいの違い

本講座では自分の考え方を他人と話すことで知識を覚えやすくしています。
また初対面の方同士でもチームで話し合うというシステムで自然と仲良くなれます。
ワインエキスパートなどの資格を目指す方やホームパーティ、その他でも使えると思いますので
是非やってみて下さい。

【進め方】
①参加者を3~4人のチームに分けます。
 (2人ずつのチームでも可)
②司会者から3種類の白ワインを配り、参加者は司会者からそれぞれの銘柄の特徴の解説を聞き、
テイスティングを行います。
その結果をチームで話し合い、3種類のワインがどのワインかを当てます。
③続いて赤ワインでも同じことを繰り返します。
④最後に司会者は当日テイスティングした赤白6杯から1杯だけを配ります。
参加者はこのワインは誰とも話し合わず、個人でテイスティングの上、どの銘柄のワインかを当てます。
※実際の講座では最後の一杯を当てた人の中から1名に、当日のワインの中から1本がプレゼントされます。
>>
このブログではご自宅でも講座にそったワイン当てパーティができる様に書いていきます。
是非参考にして頂いて開催してみて下さいね!

【用意】
<白ワイン>
Chablis William Fevre2012(シャブリ ウイリアム フェーベル)/仏    シャブリ地方
Brougogne Louis Jadot(ブルゴーニュ ルイ シャトー)     /仏    ブルゴーニュ地方
Beringer Founders’ Estate Chardonnay 2012(ベリンジャー)/アメリカ カリフォルニア
<赤ワイン>
Saint Clair Pinot Noir 2011(セントクレア ピノ・ノワール)  /ニュージーランド マールポロ
Brougogne Louis Jadot(ブルゴーニュ ルイ シャトー)     /仏    ブルゴーニュ地方
Robert Mondavi Private Selection Pinor Noir2012(ロバートモンダビ)/ アメリカ カリフォルニア


※各参加者にワイングラス1杯ずつを用意

【司会者】
今日は産地による味わいの違い。白ワインはシャルドネ、赤ワインはピノノワールという品種ですが、産地による違いということで同じ品種でも産地による違いが分かる様になっています。

本日のワインの配布~~~
<白ワイン>
Chablis William Fevre2012(シャブリ ウイリアム フェーベル)/仏    シャブリ地方
Brougogne Louis Jadot(ブルゴーニュ ルイ シャトー)     /仏    ブルゴーニュ地方
Beringer Founders’ Estate Chardonnay 2012(ベリンジャー)/アメリカ カリフォルニア

















<赤ワイン>
Saint Clair Pinot Noir 2011(セントクレア ピノ・ノワール)  /ニュージーランド マールポロ
Brougogne Louis Jadot(ブルゴーニュ ルイ シャトー)     /仏    ブルゴーニュ地方
Robert Mondavi Private Selection Pinor Noir2012(ロバートモンダビ)/ アメリカ カリフォルニア














解説:<白ワイン>
白はフランスから2種類とカリフォルニアを用意しています。

ビールでも焼酎でもウイスキーでも水を混ぜて作りますが、ワインはブドウの果汁のみ、
酵母も基本的には天然酵母がほとんどですので、他のお酒に比べて土壌や水、日照時間に非常に影響されやすい、産地による違いが出やすい製品という事が言えます。

一般に涼しいところよりも暖かいところの方が熟しますので、寒いところよりも暖かいところの方が糖分が高くなる。イコールアルコール度数が高いです。逆に寒いところの方が酸っぱくなります。
Chablis William Fevre2012(シャブリ ウイリアム フェーベル)/仏    シャブリ地方
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<ヒント>
・香りが3つのうちで最も弱い
  一番酸っぱい
  ミネラル感
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シャルドネは絞った段階では香りは強くない方です。
他のブドウでは絞った瞬間に匂いがあるものがありますがシャルドネはそうではありません。ですので、シャルドネは樽に入れて香りを入れている場合があります。
ただ中にはシャルドネでも樽に入れない場合があります。それがシャブリです。
元々、シャブリの土地は海だったところでして掘り返してみると貝殻が多く出ます。
同じ産地や近い土壌から出来たものはよく合うと言われますがシャブリと生ガキはよく合うと言われています。
ですのでこの地域のお酒はミネラル感があります。


Brougogne Louis Jadot(ブルゴーニュ ルイ シャトー)     /仏    ブルゴーニュ地方
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<ヒント>
・甘い香り:トロピカルフルーツ(桜桃)のようなというふうに表現されます
  ボリューム感
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Beringer Founders’ Estate Chardonnay 2012(ベリンジャー)/アメリカ カリフォルニア
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<ヒント>
・ナッツの様なオーク樽の香り
   酸味
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アメリカはカリフォルニア州が有名です。アメリカのこの辺りは全体的に温かいですし、もう少し北でもブドウが取れます。最近ではカナダでもブドウが取れるのでカナダのワインというのも出てきています。

<赤ワイン>
ニュージーランド、フランス、カリフォルニアのワインです。
ニュージーランドはオーストラリアと同じに考えられて熱いところと思われている方も多いと思いますが、意外と涼しいのでピノノワールでいうと一番涼しいのはニュージーランドとされています(その次フランス、カリフォルニアとされています)。

Saint Clair Pinot Noir 2011(セントクレア ピノ・ノワール)  /ニュージーランド マールポロ】
<ヒント>
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・甘い香りが強いです。
・イチゴのようなラズベリーの香りが強い
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Brougogne Louis Jadot(ブルゴーニュ ルイ シャトー)     /仏    ブルゴーニュ地方】
<ヒント>
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・三つの中では一番弱いです。
・香りが弱くて酸味があります。
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Robert Mondavi Private Selection Pinor Noir2012(ロバートモンダビ)/ アメリカ カリフォルニア】
<ヒント>
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・香りが独特で梅シソのような香りがします。
・ピノノワールの特徴です。


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