2014年9月6日土曜日

2014年6月15日 ワイン講座 産地による味わいの違い

本講座では自分の考え方を他人と話すことで知識を覚えやすくしています。
また初対面の方同士でもチームで話し合うというシステムで自然と仲良くなれます。
ワインエキスパートなどの資格を目指す方やホームパーティ、その他でも使えると思いますので
是非やってみて下さい。

【進め方】
①参加者を3~4人のチームに分けます。
 (2人ずつのチームでも可)
②司会者から3種類の白ワインを配り、参加者は司会者からそれぞれの銘柄の特徴の解説を聞き、
テイスティングを行います。
その結果をチームで話し合い、3種類のワインがどのワインかを当てます。
③続いて赤ワインでも同じことを繰り返します。
④最後に司会者は当日テイスティングした赤白6杯から1杯だけを配ります。
参加者はこのワインは誰とも話し合わず、個人でテイスティングの上、どの銘柄のワインかを当てます。
※実際の講座では最後の一杯を当てた人の中から1名に、当日のワインの中から1本がプレゼントされます。
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このブログではご自宅でも講座にそったワイン当てパーティができる様に書いていきます。
是非参考にして頂いて開催してみて下さいね!

【用意】
<白ワイン>
Chablis William Fevre2012(シャブリ ウイリアム フェーベル)/仏    シャブリ地方
Brougogne Louis Jadot(ブルゴーニュ ルイ シャトー)     /仏    ブルゴーニュ地方
Beringer Founders’ Estate Chardonnay 2012(ベリンジャー)/アメリカ カリフォルニア
<赤ワイン>
Saint Clair Pinot Noir 2011(セントクレア ピノ・ノワール)  /ニュージーランド マールポロ
Brougogne Louis Jadot(ブルゴーニュ ルイ シャトー)     /仏    ブルゴーニュ地方
Robert Mondavi Private Selection Pinor Noir2012(ロバートモンダビ)/ アメリカ カリフォルニア


※各参加者にワイングラス1杯ずつを用意

【司会者】
今日は産地による味わいの違い。白ワインはシャルドネ、赤ワインはピノノワールという品種ですが、産地による違いということで同じ品種でも産地による違いが分かる様になっています。

本日のワインの配布~~~
<白ワイン>
Chablis William Fevre2012(シャブリ ウイリアム フェーベル)/仏    シャブリ地方
Brougogne Louis Jadot(ブルゴーニュ ルイ シャトー)     /仏    ブルゴーニュ地方
Beringer Founders’ Estate Chardonnay 2012(ベリンジャー)/アメリカ カリフォルニア

















<赤ワイン>
Saint Clair Pinot Noir 2011(セントクレア ピノ・ノワール)  /ニュージーランド マールポロ
Brougogne Louis Jadot(ブルゴーニュ ルイ シャトー)     /仏    ブルゴーニュ地方
Robert Mondavi Private Selection Pinor Noir2012(ロバートモンダビ)/ アメリカ カリフォルニア














解説:<白ワイン>
白はフランスから2種類とカリフォルニアを用意しています。

ビールでも焼酎でもウイスキーでも水を混ぜて作りますが、ワインはブドウの果汁のみ、
酵母も基本的には天然酵母がほとんどですので、他のお酒に比べて土壌や水、日照時間に非常に影響されやすい、産地による違いが出やすい製品という事が言えます。

一般に涼しいところよりも暖かいところの方が熟しますので、寒いところよりも暖かいところの方が糖分が高くなる。イコールアルコール度数が高いです。逆に寒いところの方が酸っぱくなります。
Chablis William Fevre2012(シャブリ ウイリアム フェーベル)/仏    シャブリ地方
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<ヒント>
・香りが3つのうちで最も弱い
  一番酸っぱい
  ミネラル感
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シャルドネは絞った段階では香りは強くない方です。
他のブドウでは絞った瞬間に匂いがあるものがありますがシャルドネはそうではありません。ですので、シャルドネは樽に入れて香りを入れている場合があります。
ただ中にはシャルドネでも樽に入れない場合があります。それがシャブリです。
元々、シャブリの土地は海だったところでして掘り返してみると貝殻が多く出ます。
同じ産地や近い土壌から出来たものはよく合うと言われますがシャブリと生ガキはよく合うと言われています。
ですのでこの地域のお酒はミネラル感があります。


Brougogne Louis Jadot(ブルゴーニュ ルイ シャトー)     /仏    ブルゴーニュ地方
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<ヒント>
・甘い香り:トロピカルフルーツ(桜桃)のようなというふうに表現されます
  ボリューム感
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Beringer Founders’ Estate Chardonnay 2012(ベリンジャー)/アメリカ カリフォルニア
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<ヒント>
・ナッツの様なオーク樽の香り
   酸味
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アメリカはカリフォルニア州が有名です。アメリカのこの辺りは全体的に温かいですし、もう少し北でもブドウが取れます。最近ではカナダでもブドウが取れるのでカナダのワインというのも出てきています。

<赤ワイン>
ニュージーランド、フランス、カリフォルニアのワインです。
ニュージーランドはオーストラリアと同じに考えられて熱いところと思われている方も多いと思いますが、意外と涼しいのでピノノワールでいうと一番涼しいのはニュージーランドとされています(その次フランス、カリフォルニアとされています)。

Saint Clair Pinot Noir 2011(セントクレア ピノ・ノワール)  /ニュージーランド マールポロ】
<ヒント>
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・甘い香りが強いです。
・イチゴのようなラズベリーの香りが強い
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Brougogne Louis Jadot(ブルゴーニュ ルイ シャトー)     /仏    ブルゴーニュ地方】
<ヒント>
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・三つの中では一番弱いです。
・香りが弱くて酸味があります。
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Robert Mondavi Private Selection Pinor Noir2012(ロバートモンダビ)/ アメリカ カリフォルニア】
<ヒント>
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・香りが独特で梅シソのような香りがします。
・ピノノワールの特徴です。


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